わたしたちは「ビジネスはこうあるべき」「でなければならない」といった既成概念にしばられないように気をつけています。ボーダーラインを引いてしまっては、革新的・斬新なアイデアが浮かびづらくなるからです。
ビジネスを組み立てるとき、最初にひいてしまうボーダーラインは、収益化できるかどうかであったり、リスク管理であったり、いろんな切り口からまず線引きをしたうえで企画をたてていってしまうケースが多い。
合理的に収益性主体で考えるよりも、おもしろさを追求することが、案外成功する近道だったりします。

だからこそ当社で働く仲間には日々の仕事だけに時間を投資しつづけるのではなく、常に新しい「ナニカ」を発見＆吸収する時間を大切にするように伝えています。
こどものころは親にいろいろなところに連れていってもらったり、見たこともない新しいものに触れることで驚くほどの成長をします。しかし大人になってからは、毎日遅くまで仕事に追われたり、その他の理由でなかなか新しいものを見聞きする機会も減り、感動や発見をする回数がだんだんと減ってしまいます。
私は、それがなによりも恐れることだと思います。
大人になってからもいろいろなモノに触れて刺激を受け、いろいろな場所を訪れて感受し自分自身が充実することは、おもしろい人生を歩くひとつの手段であり、その経験値こそが当社の強みをより引き出す方法だと考えます。

会社規模の大小に関係なく、世の中に「おもしろい」「必要とされる」「便利な」媒体を提供できるのはインターネットビジネスにおける醍醐味です。
わたしたちは、この３つに異常なまでの執着心をもって、当社にご縁をいただいたすべてのステークホルダーに感動をうけていただき、ITを使って社会に喜ばれるソリューションを提供できることをなによりの楽しみとしています。

最後になりますが、これからも事業を行う上で、何事にも感謝の気持ちを持ち続け、社会発展の一助を担えるよう努めてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長久保 宏修